【ドラマ】神はサイコロを振らない 最終回 許せない!

エンディングのタイトルロールが流れ出した瞬間。
「おいおい、それで終わりかよっ!」
と思わず突っ込みました。

え?という驚きがまずありまして、次にメラメラと怒りが湧いてきました。
「それはないだろう!」




とにかく、許せない!

確かに、原作の中心ラインをまったく無視したストーリー展開ってのにも怒っていますが、何でこれだけの素材を生かしきれないの?ってことに一番怒ってます。


いいですか。
ゲスト出演的な人も含めて、ずらっと出演陣をリストアップしてみますよ。


小林聡美、ともさかりえ、山本太郎、尾美としのり、武田真治、大杉漣、岸部一徳、升毅、高橋惠子、成海璃子、ベンガル、中村友也、遠山景織子、鶴見辰吾、杏子、もたいまさこ…

どうです。
人気絶頂!というようなメンバーではありませんが、演技派がずらっと揃っています。
こういうメンバーを揃えられるってこともそうですし、空港を借りてのロケなど、かなり制作費はあったと思われます。

にもかかわらず。
話を膨らませることなく、中途半端にSFチックに、科学っぽいことを匂わせつつ、結局何の落ちもつけていない。

楽しませてくれたのは、小ネタだけってのはどういうこと?




落ち着いて、整理してみましょう。

「10年の時を飛び越えて、現在に現れた乗員・乗客」というのが、話のきっかけです。
となれば、なぜ10年の時を越えたのか?という疑問が出てきます。
それについては、原作同様「マイクロブラックホールとの衝突云々」という回答。
しかし、再び10年前に引き戻されるらしい。

だったら、いわゆるタイムパラドックスが心配になる。
だから、このドラマでも、どうにかして、10年前に引き戻された後、なんとか衝突を避けることができないかと、いろいろがんばっています。
原作では、それは無理!と割り切って、それよりも、それが不可避なものなのだから(=引き戻された後、402便が墜落することは間違いない)、だったらそれまでの時間をどう有意義に過ごすか、ということにスポットを当て、そのタイムリミットまでのみんなの動きを丁寧に描いていっているわけです。

しかしこのドラマ。
ひょっとしたら、また生き残れるのかもしれないという希望を匂わせているために、次官の有効活用ということに切迫感がない。というか、希望があるから、あえて自分達のために時間を使うというように行動していかない。

ってことは、このドラマの主題って何よ?って話になるわけですよ。

原作のように、突然の悲劇に、喪失感に、何もできなかった周りの人達が、突然の神様からの贈り物をきっかけに、失われた10年を乗り越えて再生する…わけでもない。
かといって、SF的な設定を突き詰めるわけでもない。

402便が再び消失した後、平凡な日常が戻ってきたですって?
はぁ?
普通大騒ぎになるでしょう。
それも、一旦は否定したんだから。

しかも、「先進波通信」とかいうのを使って、10年前に戻った402便に向けてメッセージを送信する試みは、受信された形跡がないから失敗したようだ。しかし本来見つかるはずの402便の機体が見つからないってことは、別の未来があったのかもしれない。パラレルワールドってあるのかもしれないねってことで、あっさりけりをつけている。

はぁ?何のために、最終回までこのネタを引っ張ったんです?
何をしたかったんです?


10年を超えてやってきた彼らが、今の、10年後の人達に残したものって何だったんです?





本当に、ストレスばっか残しやがって!
中途半端に期待が高まっていただけに、余計にムカついています。



もう!




こんなことは、もう、しないでね>制作陣。





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この記事へのコメント

2006年03月17日 21:47
そそそ、そんなオチだったのですね。
見なくて良かった・・・(笑)
でも最初から相当ストーリーは無理がありましたよね。
小ネタで見せるというのはとてもよかったんですけどねー。
ああ、この役者陣にしてこの終わり。それにしても残念。
2006年03月17日 23:38
涼さま

原作のラインを放棄した段階で、すべてがムリムリだったんでしょうねぇ。
本当に、つくづく残念でならないです。
2006年03月18日 16:16
原作は、そうだったんだ・・・。まったく前作を知らなかった私は、とても楽しく見られたんだけど・・・。原作、読んでみたいな。
2006年03月18日 21:32
ゆたろうさま
原作は、登場人物が多すぎてエピソードが整理しきれていないという批判があるようですが、私は「再生」というテーマがきちんと描かれてとてもよかったと思っています。是非、ご一読を。

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